もう年の瀬、年末ですね。
そこで来年もSEO会社で巻き起こると考えられるバックリンク抗争を予想していきたいと思います。
ひとまずは、現状のSEO会社のバックリンクの手法を簡単におさらいしましょう。
<現状のSEO会社のバックリンクの手法>・量産ブログ(手書き、プログラムの二種類)
・量産サイト(プログラムで作られている場合が多い)
・比較サイト(アフィリエイトでカモフラ)
・無料HPサービス(無料な代わりにフッターリンクが付くなど)
・無料ブログサービス(無料な代わりにどこかにリンクが付くなど)
・ブログパーツ(ウィジェットベイト)
・新規サイト作成(今でも行っている会社は恐らく少ない)
・アフィリエイトリンク
・有力なサイトのウェブマスターにリンクの設置を直接交渉
・自社運営メディアへのPRとしてのリンク設置。
だいたいこんな感じでしょうか?
量産ブログや量産サイトなどで文章をプログラムで書く場合、たいていはワードサラダと言われている微妙な文章になったりしますね。それから他のブログやWikipediaなどからテキスト情報を拝借したり、二重翻訳をしてテキストを意味不明な内容にして掲載したりする場合もあるらしいです。
そんなSEO会社のリンクの手法ですが、来年はどういった変化があるでしょうか。誠に勝手ながら予想してみました。
来年のSEO会社のバックリンク抗争は、
IP分散に注力される、と予想します。
なぜ、IP分散に注力されると予想しているかと言うと、以前よりもIP分散されていないリンクの効果が得られなくなってきているからです。(一応SEO会社の私が言うのだからほぼ間違いないと思います。)
IP分散といえば
Cから分散されていないと効果が無いと言う人も居れば、
いやいや、Dで十分だよと言う人もいます。
私が思っている事を包み隠さず(あくまで現時点での事)に言うと、
”正直Dで十分。Cじゃないと効果が無いとかいうのはよほどリンク元として何か悪い部分があるのでは?”といった感じです。根拠とかはここでは書けないので申し訳ないのですが、少なくとも現時点ではそう思っています。
<少し回想も……>
2008年ぐらいからIP分散されたリンクじゃないと上位表示できない、IP分散されている方が効果が高いという会社が出始めたと記憶しています。当時は、無名の会社が自分のリンクを売りたいがためのうたい文句だと思っていましたよ。その当時はうちはほぼ無敵状態でした。本当に達成率とか余裕で90%以上になっていましたし。
それが最近はどうしてもIP分散の効果というのを肌で感じる機会が多くなったので、来年以降はより一層IP分散の競争が強まると予想するようになりました。
でもどんどんバックリンク競争が激化して、CじゃなくてBクラスで分散されていないと効果が無いとか言われ出したらもう崩壊しますね。数は限られている訳ですから。
そうなる前にGoogleやその他の検索エンジンにはバックリンクによる評価を劇的に下げて、サイトの情報をより重視するアルゴリズムにして頂きたいと願います。こんな事を願うのはSEO会社の人間らしくないかもしれませんが、本音ですよ。
<次回予告>
できれば次回は、現状のIP分散がどうとか関係の無い、有効なバックリンクの手法を書いてみたいと思います。
[2回]
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